中出しで妊娠する確率は？安全日なら大丈夫？正しい避妊法も解説

「妊娠は避けたいけど危険日に中出しされてしまってやばいかもしれない…」

「中出しで妊娠する確率ってどのくらいなんだろう？」

避妊に失敗して妊娠するかもしれないと焦っているなら、まずはこの記事を読み落ち着いて行動しましょう。

この記事では中出しで妊娠する確率を安全日や排卵日などケース別にまとめ、今からでも間に合う避妊方法を解説します。

安全日や生理中だからといって中出しを許してしまう女性もいますが、妊娠する可能性もあるため正しい避妊法を知っておくことが重要です。

この記事を読んでおけば、今後も自分の身を自分で守れるようになるでしょう。

まだ妊娠を希望していない女性は最後まで読んで、ライフスタイルに活かしてください。

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アフターピルは通販でも買える？オンラインで自宅にいながらもらう方法

中出しで妊娠する確率は何%？

中出しで妊娠する確率は、以下の3つのケースで大きく異なります。

	妊娠する確率
排卵日（危険日）	約50％
安全日	約25％
ピル服用中	約0.3％

中出し（膣内射精）をした場合、妊娠する確率は排卵日にあるか安全日にあるかによって大きく変わるでしょう。
※排卵日や安全日については後述しています

表からは一般的にいわれる危険日中の膣内射精が最も妊娠の確率が高いのがわかりますね。

低用量ピルを服用していれば、生理周期に関わらず一定の避妊効果に期待できます。

ただ女性が妊娠する確率は年代・健康状態・生殖力などによっても変わるもの。

安全日であっても中出しで妊娠する可能性は、依然として高いことを覚えておきましょう。

中出し後の避妊はアフターピル！

中出ししたら、緊急避妊薬のアフターピルで避妊しましょう。

アフターピルは性交後に早く服用するほど避妊効果に期待できる薬です。

種類により、性交渉から服用までの時間や妊娠率が異なります。

ピル名	服用の方法	服用までの時間 と妊娠率の変化
レボノルゲストレル	72時間以内に1錠	0～24時間：2.5％ 0～72時間：2.2％ 0～120時間：2.2％
エラまたはエラワン	120時間以内に1錠	0～24時間：0.9％ 0～72時間：1.4％ 0～120時間：1.3％

性交渉で中出しをされ不安を感じている方は、急いでアフターピルを服用しましょう。

アフターピルを使用する際の注意点

アフターピルには使用する際の注意点が2つあります。

アフターピルは前述したように、性行為後いち早く飲むことで避妊効果に期待ができます。

時間が経つほど妊娠する確率も上がってしまうので、万が一を想定してどう購入するのか確認しておくことが大切です。

一般的には産婦人科や婦人科で処方してもらえますが、最近ではオンライン診療を受け自宅まで送付してもらえるサービスも。

婦人科や産婦人科に行くのを見られたくない・バレたくない方にとって、誰にも会わず受け取れるのはうれしいですね。

またほかに注意したいのが、オンラインで海外からの輸入アフターピルを購入することです。

ネットで簡単に安く購入できるものも出回っていますが、安全性や効果に問題がある恐れがあります。

信頼できる医療機関もしくはオンライン診療を利用して購入するようにしましょう。

中出しや避妊に関する間違った考え

中出しや避妊に関する3つの間違った考えについてまとめました。

これらの考えを鵜呑みにしてしまうと、望まぬ妊娠を招く恐れがあるので注意しましょう。

ピルを飲めばコンドームなしでも避妊できる

ピルを飲めばコンドームなしでも避妊できる、という考えにはリスクがあります。

確かにピルは避妊効果に期待できますが、正しく服用した場合に限る点に注意しましょう。

毎日同じ時間帯に服用する必要があるピルは、飲み忘れによるリスクがつきもの。

忘れてしまう・副作用で嘔吐したなど、正しい服用ができなかったらコンドームなど他の避妊法も併用しましょう。

また海外からの個人輸入で安く購入できるものもありますが、医師の診察を受けられず全性にも保証がありません。

信頼できる避妊効果を求めるなら、医師の診察を受けたうえで低用量ピルを処方してもらいましょう。

またピルの種類によって服用方法や効果があらわれるまでの期間が異なるため、処方の際は慎重に確認してください。

【関連記事】
・アフターピル服用後に生理が来るのはいつ？
・アフターピルの効果時間はいつまで？

外出しなら妊娠しない

外出しなら妊娠しないという考えも間違いです。

膣内に射精をしなければ妊娠しないという誤解から広まった考えですが、妊娠のリスクが大いにあるといえます。

外出し（膣外射精）とは、射精する前にペニスを膣内から抜く行為です。

しかし外出しで妊娠する確率は約20％といわれており、高い確率で妊娠することがわかっています。
参考：佐野産婦人科医院公式サイト

膣外に射精しても妊娠する確率が高いのは、以下のような理由があるからです。

ペニスを挿入した時点で精子が膣内に侵入する可能性も考えられます。

正しい知識を身につけ、女性が自発的に避妊する手段をとりましょう。

安全日なら中出ししても大丈夫

安全日なら中出ししても大丈夫、というのも誤っています。

安全日というのは、性行為をもっても妊娠しにくいと考えられている日です。

期間としては排卵が終わって生理が始まるまで、妊娠しにくいといわれています。
参考：NOVUSBeautyClinic公式サイト

しかし排卵のタイミングは、体調やストレスによってずれやすく予測しにくいです。

排卵を正確に予測するのは難しいため、安全日だと思っていた日が安全だとは限りません。
参考：エマ婦人科クリニック名古屋栄公式サイト

妊娠を希望しないなら、どんな日であっても避妊することが大切です。

危険日・排卵日っていつ？

危険日とは排卵日の約4日前から1日後の5日間のことを指し、排卵日は卵子が卵胞から飛び出す時期を指します。
参考：エマ婦人科クリニック名古屋栄公式サイト・ネオクリニック公式サイト

この排卵前後の期間に精子が膣内に放出された場合、比較的妊娠が成立しやすいです。

妊娠を望まないなら、この時期の性行為は避けたほうがいいでしょう。

またこの期間に性交渉する場合は、正しい避妊法を実践または併用することで避妊することをおすすめします。

正しい避妊法は？

正しい避妊法には、以下の3つがあります。

これらの避妊法を正しく行うことで、望まない妊娠を避けましょう。

コンドーム

コンドームとは、男性器を覆うゴム製の避妊具です。

ペニスにコンドームを装着することで、膣内に精子が侵入するのを物理的に防ぐ仕組み。

一般的な使用であれば避妊成功率は75％・適切に使用すれば98％となり、避妊法として効果を期待できます。
参考：一般社団法人日本女性心身医学会公式サイト

コンドームには以下のようなメリットもあり、実践しやすい避妊法であることは確かです。

膣内への精液の侵入を防ぐ以外に皮膚・粘膜・体液の接触も防ぐため、病気のリスクを避けることができます。

またドラッグストアやコンビニでいつでも購入できるので、取り入れやすい避妊法といえるでしょう。

ただしコンドームによる避妊は正しく使用した場合に限るのがポイント。

仮に行為中にコンドームが破れた・外れた場合、失敗率が3～14％に上がります。
参考：一般社団法人日本家族計画協会市谷クリニック公式サイト

コンドームの装着に不安があるなら、次に紹介する低用量ピルも併用するなどしてダブルで避妊するのがおすすめです。

低用量ピル

避妊法としておすすめなのが、低用量ピル（経口避妊薬）です。

低用量ピルは正しく服用することで避妊効果に期待できます。

女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンが配合されており、服用を続けることで排卵をストップできるのです。
※参考：ネオクリニック公式サイト

子供が欲しくなった時に服用をやめれば、自然に排卵が起き生理が来るため問題なく妊娠できます。

ただし低用量ピルには以下のような副作用もあるので、効果とともにチェックしておきましょう。

初めての方は、ピルを服用しても問題ないのか健康状態を診察の上で処方してもらうのが大切です。

低用量ピルは女性が自分の身体を積極的に守ることができる手段のため、活用してみましょう。

IUD（子宮内避妊具）

IUD（子宮内避妊具）は、避妊リングともよばれる子宮内に挿入する避妊具のこと。

一度挿入すると約5年ほど避妊効果を持続できるため、長期間妊娠を望まない場合に有効です。

日本で利用できる子宮内避妊具は、以下の2種類が主流です。

種類	詳細
ノバT380 (銅付加IUD)	・プラスチック製のIUDに銅が付加 ・銅が精子の侵入や着床を妨害 ・効果は約5年 ・月経量が多くなることがある ・銅アレルギーの人は使用不可
ミレーナ (黄体ホルモン放出型IUD）	・子宮内避妊具に黄体ホルモンが添加 ・受精卵の子宮内膜への着床を妨害 ・効果は約5年・装着後出血が続くことがある ・子宮内膜が薄くなり月経痛が軽減することもある

医師の診察のうえで挿入し、除去する際も医療機関で処置してもらいましょう。

装着している期間は定期的な検診を受ける必要がありますが、それ以外はなにもしなくていいのが魅力。

子宮内避妊具がおすすめなのは、以下のような女性です。

出産経験がない女性でも挿入できますが、経産婦よりも子宮口が狭いため挿入処置時に強い痛みを伴うこともあります。

ピル以外にも子宮内避妊具のように女性側が避妊する手段があるので、検討してみましょう。

中出し・妊娠に関するよくある質問

中出しや妊娠に関するよくある質問をまとめました。

これらの回答を参考に、さらに理解を深めておきましょう。

妊娠中の中出しは危険って本当？

妊娠中の中出しには、以下のような危険を伴います。

多くの細菌が含まれた精液が子宮内に侵入すると、早産や破水を引き起こす絨毛膜羊膜炎を発症するリスクが高まります。

また精液に含まれる子宮収縮物質により、子宮頸部が柔らかくなることで早産や流産のリスクが上がる可能性も。

もちろん1度の中出しで早産することはありませんが、頻繁に中出しすることで早産しやすい状態になりやすいです。

妊娠中はコンドームを使用することで精液の侵入を防ぎ、激しい行為は控えるようにしましょう。

参考：堀産婦人科公式サイト

中出しに妊娠以外のリスクはある？

中出しには妊娠以外に性感染症のリスクがあります。

コンドームなしでペニスを挿入しただけでも、皮膚や粘液が接触し病気のリスクが生じるもの。

性感染症のなかで最も感染者数が多く若者を中心に増えているのが、性器クラミジア感染症です。
参考：的野ウィメンズクリニック公式サイト

性行為後2～3週間ほどで透明のおりものが増えるものの、症状が軽いため気づかないのが厄介なポイント。

感染に気づかず感染者を増やしたり、放っておくことで不妊症や子宮外妊娠の原因に繋がったりします。

ピルや避妊リングを使用している方も感染症のリスク軽減のため、コンドームを併用するようにしましょう。

妊活するならどのタイミングがベスト？

妊活するなら、排卵日の2日前にタイミングをもちましょう。

妊活を始めたならまずは基礎体温をつけて排卵日を予測できると、さらに可能性が高まります。

この機会に基礎体温を測定するための婦人体温計を用意し、基礎体温をつけてみてはいかがでしょうか。

基礎体温の測定方法は以下の通りです。

体温の高低差をみることで、排卵がいつ起こるか予測しやすくなります。

一般的に生理が始まると体温が下がって約2週間ほど低温期が継続、排卵すると体温が上昇し生理が始まるまで高温期が続きます。
参考：潤レディースクリニック公式サイト

この体温が上昇したタイミングが、妊娠しやすいというサインですよ。

妊娠初期症状は性行為後いつから？

妊娠初期症状は性行為から1～2週間後にあらわれます。

生理がこない以外にも以下の症状がある場合は、妊娠初期症状の可能性があるのでチェックしましょう。

妊娠初期症状は生理が来る前の症状とも似ているため、判断しづらいもの。

生理予定日から1週間経ってもこない場合は、妊娠検査薬を使用するか産婦人科を受診してみましょう。

中出しで妊娠する可能性は高め！避妊するならアフターピル

中出しで妊娠する可能性は高いので、心当たりがあるならアフターピルをすぐに服用しましょう。

排卵前に服用すれば排卵を遅らせ、排卵後であれば受精卵が子宮に着床するのを阻害してくれます。

アフターピルは、以下のルートで購入可能です。

性行為後に準備する場合は急ぐ必要もあり、焦ってしまうもの。

どの産婦人科で処方しているのか、どのサイトを利用するのかなど入手経路をチェックしておくと安心ですよ。