【2024年最新】医療脱毛機械/機器の種類はどれがいい？おすすめのレーザーを比較

「医療脱毛をしたいけど、どの機械/機器がおすすめ？」
「医療脱毛機器で痛みが少ないのはある？色黒やアトピー肌でもできるのはどれ？」

医療脱毛では多種多様な機械が使われていますが、どのような種類があってどのように違うのか、気になりますよね。

結論から言えば、脱毛する部位や悩みによっておすすめの機器は変わります。

脱毛機を選ぶ際の悩み・肌の状態の例

そこで本記事では、肌質や悩みから自分に合う医療レーザー脱毛機械を比較できるよう、厳選したおすすめの機器を紹介！

脱毛機の仕組みや選ぶポイントも解説するので、医療脱毛が初めての方でも分かりやすい内容になっています。

自分の毛質に合わない脱毛機だと肌トラブルの原因や、脱毛効果が得られない可能性があるので、しっかり確認して理想の肌になれるよう備えましょう。

本記事で分かること！

医療レーザー脱毛機械/機器の仕組みについての解説
医療レーザー脱毛機器/機械のおすすめ15種類を一覧で比較紹介
医療脱毛機器/機械の種類を選ぶポイント

【2024年最新】医療レーザー脱毛機械/機器の仕組みを解説

医療脱毛の機械は、「レーザー」と「照射方法」によって異なり、それぞれ以下の種類に分けられます。

レーザーと照射方法の組み合わせにより、あらゆる機器の種類に分けられるので、まずは仕組みを理解しましょう。

レーザーの種類は3種類

医療脱毛で使われるレーザーは3種類あり、それぞれの特徴が以下の通りです

そもそも医療脱毛は医療用の特殊なレーザーを肌に照射することで、毛の生えるスピードを遅らせる施術です。

レーザーは黒い色素（メラニン）に反応し、黒い色に当たるとレーザーの光エネルギーは熱に変わります。

この熱が、毛根にある毛を生やす細胞を破壊することで脱毛できる仕組みです。

日本人は「黒い体毛＋明るい色の肌」の傾向が多く、ムダ毛が目立ちやすいですが、メラニンに反応しやすいので医療レーザー脱毛が向いているでしょう。

それぞれのレーザーによって照射できる深さ（波長）が異なり、照射しやすい部位や肌質が違うので、特徴をしっかり抑えておくことが大切です。

照射方法は熱破壊式と蓄熱式の2種類

医療脱毛で使われるレーザーの照射方法には、「熱破壊式」と「蓄熱式」の2種類があり、それぞれの特徴は以下の通りです。

項目	熱破壊式	蓄熱式
出力	高出力	低出力
照射範囲	毛乳頭・毛母細胞	バルジ領域 ※毛の生成を促進する組織
温度	高温	低温 （50~60℃）
効果時期	数日〜2週間前後	2週間～1ヵ月前後
おすすめな人	・剛毛の人 ・効果を早く実感したい人	・産毛を脱毛したい人 ・肌の負担や痛みを少なくしたい人
おすすめ部位	VIOや脇	顔や背中

熱破壊式は、毛根や毛母細胞に向けてピンポイントに照射できる高出力のレーザーで、脱毛効果が高い分痛みが強い傾向にあります。

VIOや脇など毛が濃く太いピンポイントの箇所に使用されますが、痛みを感じやすい箇所でもあるので、麻酔の使用がおすすめです。

蓄熱式はこれから生えてくる毛を抑制するイメージで、低出力のレーザーを連続照射することで、痛みを抑えながら脱毛できます。

敏感肌や産毛のほか、熱破壊式では火傷・色素沈着などのトラブルになりやすい日焼け肌やほくろ箇所でも、蓄熱式なら対応できる場合が多いです。

低出力のため太く濃い毛の脱毛には少し時間がかかることから、「効果がない」と思われがちですが、効果そのものには照射式による大きな違いはありません。

中には熱破壊式と蓄熱式の切り替えができる機械があるので、脱毛時に施術部位によって変えてもらえるとより効果を期待できるでしょう。

医療レーザー脱毛機器/機械のおすすめ15種類を一覧で比較

医療脱毛クリニックで主に使用されている医療レーザー脱毛機器/機械を15種類を比較しました。

※機械名タップで詳細にスクロールします。

それぞれ各機種の特徴をまとめているので、自分に合ったものを見つけてみてください。

ジェントルマックスプロ

出典：CANDELA

脱毛機	ジェントルマックスプロ
レーザー	・アレキサンドライトレーザー ・ヤグレーザー
照射	熱破壊式
剛毛
産毛
日焼け・色黒
痛み	感じやすい
ジェルの使用	不要
冷却機能	冷却ガスあり
おすすめ部位	全身
おすすめ人	効果をすぐ実感したい人
承認	・厚生労働省の薬事承認 ・FDA(アメリカ食品医薬品局）
副作用	・乾燥/かゆみ ・やけど ・毛嚢炎 ・硬毛化 など

ジェントルマックスプロは導入数が多い傾向にあるジェントルシリーズの上位モデルで、2波長を1台に搭載した機械です。

剛毛や日焼け肌に照射できるヤグレーザーと、剛毛でもやや痛みを抑えながら照射できるアレキサンドライトレーザーに切り替えられます。

太い濃い毛にも有効なので痛みが強いですが、冷却ガスで痛みを軽減できるのがポイントです。

また最大24mmの照射径に対応しており、広範囲に脱毛できるので、施術時間や痛みを感じる時間の短縮にも繋がるでしょう。

ただし2種類のレーザーはどちらも熱破壊式なので、白髪の脱毛ができない点に注意してください。

ジェントルマックスプロプラス

出典：CANDELA

脱毛機	ジェントルマックスプロプラス
レーザー	・アレキサンドライトレーザー ・ヤグレーザー
照射	熱破壊式
剛毛
産毛
日焼け・色黒
痛み	感じやすい
ジェルの使用	不要
冷却機能	冷却ガスあり
おすすめ部位	全身
おすすめの人	効果をすぐ実感したい人
承認	・厚生労働省の薬事承認 ・FDA(アメリカ食品医薬品局）
副作用	・乾燥/かゆみ ・やけど ・毛嚢炎 ・硬毛化 など

ジェントルマックスプロプラスはジェントルシリーズの最上位モデルで、ジェントルマックスプロより以下の点がレベルアップしています。

照射口が大きくレーザーのエネルギーがアップしているので、全身脱毛でもより施術時間が短くなりました。

また光が照射される時間を示す「パルス幅」が短いほど産毛に効果がありますが、ジェントルマックスプロプラスは3msから2msに短縮されています。

医療レーザーではなかなか反応しにくい産毛も、ジェントルマックスプロなら効果を期待できるでしょう。

ただし最新型機器により導入しているクリニックが少ないので、クリニックに導入されているか確認してください。

ジェントルレーズ

出典：M-cast

脱毛機	ジェントルレーズ
レーザー	アレキサンドライトレーザー
照射	熱破壊式
剛毛
産毛
日焼け・色黒
痛み	感じにくい
ジェルの使用	不要
冷却機能	冷却ガスあり
おすすめ部位	VIOや男性の髭など
おすすめの人	太い濃い毛の人
承認	FDA(アメリカ食品医薬品局）
副作用	・赤み ・腫れ ・色素沈着 ・硬毛化　など

ジェントルレーズはアメリカのシネロン・キャンデラ社が開発した脱毛レーザー機器です。

日本人の肌質・毛質向けのアレキサンドライトレーザーを搭載しており、多くのクリニックで採用されてきました。

剛毛や太い濃い毛への脱毛効果が高めで、痛みが強く出ますが冷却ガスで軽減可能です。

しかし現在は上位モデルのジェントルレーズプロが主流となっており、導入しているクリニックは減少傾向にあります。

中には「ジェントルレーズプロ」を「ジェントルレーズ」と記載している店舗もあるので、注意してください。

ジェントルレーズプロ

出典：CANDELA

脱毛機	ジェントルレーズプロ
レーザーの種類	アレキサンドライトレーザー
照射	熱破壊式
剛毛
産毛
日焼け・色黒
痛み	感じにくい
ジェルの使用	不要
冷却機能	冷却ガスあり
おすすめ部位	VIO・脇
おすすめの人	短時間で施術を終わらせたい人
承認	・厚生労働省の薬事承認 ・FDA(アメリカ食品医薬品局）
副作用	・赤み ・腫れ ・色素沈着 ・硬毛化　など

ジェントルレーズプロはジェントルレーズシリーズの上位モデルで、20年以上の歴史を誇るモデルです。

旧型のジェントルレーズと比較すると以下の点が異なり、より多くのクリニックで導入されています。

項目	ジェントルレーズ	ジェントルレーズプロ
スポットサイズ	最大18mm	6mm～24mm ※20mm～24mmはオプション品
照射速度	1ショット/1秒	2ショット/1秒
照射時間の調整

またよく迷いがちなジェントルレーズプロとジェントルマックスプロとの違いですが、2波長であるマックスプロの方が産毛から日焼け肌まで対応可能な点が異なります。

クリニックによってはレーズプロもマックスプロも導入しており、部位によって使い分けていることもあるので、確認してみましょう。

ジェントルヤグプロ

出典：CANDELA

脱毛機	ジェントルヤグプロ
レーザー	ヤグレーザー
照射	熱破壊式
剛毛
産毛
日焼け・色黒
痛み	感じやすい
ジェルの使用	不要
冷却機能	冷却ガスあり
おすすめ部位	男性の髭など
おすすめの人	ピンポイントで効果を感じたい人
承認	・厚生労働省の薬事承認 ・FDA(アメリカ食品医薬品局）
副作用	・痛み ・赤み　など

ジェントルヤグプロは、3つあるジェントルシリーズの中でもヤグレーザーに特化した機種で、VIOや脇・男性の髭など濃い・太い・深い毛に有効です。

冷却ガスで痛みが軽減できるものの、他の機種に比べると痛みが強く出やすいので、不安な人は麻酔をしてもらうと良いでしょう。

またジェントルマックスプロ・レーズプロ・ヤグプロの違いは以下の通りです。

脱毛機	レーザー
ジェントルマックスプロ （プロプラス）	・アレキサンドライトレーザー（755nm） ・ヤグレーザー(1064nm)
ジェントルレーズプロ	アレキサンドライトレーザー（755nm）
ジェントルヤグプロ	ヤグレーザー(1064nm)

ジェントルヤグプロはメインの脱毛機で導入されることは少なく、あくまで足りない箇所のサポートをするポジションです。

そのため他の脱毛機やジェントルシリーズと一緒に採用されているので、クリニックで確認すると良いでしょう。

ソプラノアイスプラチナム

出典：Medical EXPO

脱毛機	ソプラノアイスプラチナム
レーザー	・アレキサンドライトレーザー ・ダイオードレーザー ・ヤグレーザー
照射	蓄熱式
剛毛
産毛
日焼け・色黒
痛み	かなり感じにくい
ジェルの使用	必要
冷却機能	冷却機能あり
おすすめ部位	全身
おすすめの人	痛みが苦手な人
承認	FDA(アメリカ食品医薬品局）
副作用	・赤み ・むくみ ・軽度の腫れ　など

ソプラノアイスプラチナムはダイオードレーザー・アレキサンドライトレーザー・ヤグレーザーの3種類を同時照射できる機種です。

肌表面から深層まで照射できるので剛毛や産毛に対応可能なほか、日焼け肌や色黒肌など幅広く施術できます。

また熱破壊式だけでなく、蓄熱式の照射法を搭載しており、切り替えが可能です。

蓄熱式搭載で色素とは関係なく脱毛を行えるため、色素の薄い産毛から濃い毛まで脱毛できるでしょう。

照射時にはハンドピースにあるコンタクトクーリングと呼ばれる強力な冷却機能があり、痛みを抑えながらの照射が可能です。

ソプラノチタニウム

出典：Alma

脱毛機	ソプラノチタニウム
レーザー	・アレキサンドライトレーザー ・ダイオードレーザー ・ヤグレーザー
照射	・蓄熱式 ・熱破壊式
剛毛
産毛
日焼け・色黒
痛み	かなり感じにくい
ジェルの使用	必要
冷却機能	冷却機能あり
おすすめ部位	全身
おすすめの人	蓄熱式でもスピードを求める人
承認	FDA(アメリカ食品医薬品局）
副作用	・赤み ・むくみ ・色素沈着 ・光過敏症 ・硬毛化　など

ソプラノチタニウムはソプラノアイスプラチナムの上位モデルで、照射面積が広くなり照射スピードが上がったものです。

項目	ソプラノアイスプラチナム	ソプラノチタニウム
世代	第三世代	第四世代
レーザー	3種類	3種類
照射面積	2㎠	4㎠
冷却装置	あり	あり
照射スピード
産毛
濃い毛
痛み	少な目	少な目

熱破壊式より痛みを抑えられる蓄熱式でありながら、照射スピードを上げたい方におすすめです。

冷却機能も性能が上がっているので、より痛みを抑えられるでしょう。

ただしソプラノチタニウム導入店でも、必ずしも施術で使用してくれるとは限らないので、事前に確認すると安心です。

ラシャトリニティプロ

出典：医療法人大美会グループ

脱毛機	ラシャトリニティプロ
レーザー	・アレキサンドライトレーザー ・ダイオードレーザー ・ヤグレーザー
照射	蓄熱式 熱破壊式
剛毛
産毛
日焼け・色黒
痛み	かなり感じにくい
ジェルの使用	必要
冷却機能	自動冷却装置あり
おすすめ部位	顔
おすすめの人	痛みを軽減したい人
承認	なし
副作用	・火傷 ・毛嚢炎 ・硬毛化 ・色素沈着 ・埋没毛など

ラシャトリニティプロは韓国のBLUECORE社発のレーザー脱毛機で、ラシャ（Lasya）シリーズの上位モデルです。

レーザーが3種類搭載されたほか、1回のショットを2分割で照射することで一気に熱が加えられず、肌への負担を軽減できるようになりました。

脱毛機	レーザー	違い
ラシャ	ダイオードレーザー	ラシャの初期の機種
ラシャトリニティ	・アレキサンドライトーレーザー ・ダイオードレーザー ・ヤグレーザー	・ラシャの上位互換 ・3種類のレーザー搭載
ラシャトリニティプロ	・アレキサンドライトーレーザー ・ダイオードレーザー ・ヤグレーザー	・レーザーを2分割で照射可能 ・一気に熱くなるのを防ぐ

またラシャシリーズは全て熱破壊式と蓄熱式の切り替え可能で、太い毛・産毛の毛質や、日焼け肌などの肌質を問わず脱毛できます。

痛みを感じやすい熱破壊式でも、照射後すぐに冷却される自動冷却機能が搭載されているので、痛みを感じにくいでしょう。

ただしクリニックによっては、熱破壊式と蓄熱式のどちらかしか使わない場合があるので、事前に照射式を確認してください。

ライトシェアデュエット

出典：Lumenis

脱毛機	ライトシェアデュエット
レーザー	ダイオードレーザー
照射	熱破壊式
剛毛
産毛
日焼け・色黒
痛み	感じにくい
ジェルの使用	不要
冷却機能	冷却機能あり
おすすめ部位	脚や背中
おすすめの人	照射時間を短くしたい人
承認	・厚生労働省の薬事承認 ・FDA(アメリカ食品医薬品局）
副作用	・皮赤み ・ほてり ・火傷 ・色素沈着　など

ライトシェアデュエットは照射と同時に冷却できるETハンドピースと、照射部位を吸引しながら照射できるHSハンドピースの、2種類が使い分けられる脱毛機です。

出典：Lumenis

特にHSハンドピースは照射面が22×35mmと大きく、脚や背中などの広範囲の部位を15分以内で施術できます。

さらに照射時のジェルが不要なので、ジェルを塗る時間も削減でき、施術全体のスピードも上がるでしょう。

ただしダイオードレーザーを熱破壊式で照射するので、剛毛や産毛などに効果的ですが、色黒肌の人には施術できないこともあるので注意してください。

メディオスターNeXT PRO

出典：GUNZE

脱毛機	メディオスターNeXT PRO
レーザー	ダイオードレーザー
照射	蓄熱式
剛毛
産毛
日焼け・色黒
痛み	かなり感じにくい
ジェルの使用	必要
冷却機能	冷却機能あり
おすすめ部位	顔
おすすめの人	痛みが苦手な人
承認	・厚生労働省の薬事承認 ・FDA(アメリカ食品医薬品局）
副作用	・火傷 ・かさぶた ・色素沈着 ・色素脱失 ・ニキビ　など

メディオスターNeXT PROは、全6種類あるメディオスターシリーズの第5世代です。

産毛や細い毛を得意とするダイオードレーザーを、808nmと940nmの2波長を照射できるのが特徴。

異なる波長を同時照射でき、より長期的な脱毛効果を期待できます。

またハンドピースは1.4㎠から9.12㎠の3種類あり、部位によって変えることで照射漏れを防ぎやすいでしょう。

痛みを抑えやすい蓄熱式に加えて、冷却機能搭載でさらに痛みを軽減できるので、刺激に敏感な方におすすめです。

メディオスターモノリス

出典：GUNZE

脱毛機	メディオスターモノリス
レーザー	ダイオードレーザー
照射	蓄熱式・熱破壊式
剛毛
産毛
日焼け・色黒
痛み	かなり感じにくい
ジェルの使用	必要
冷却機能	冷却機能あり
おすすめ部位	顔
おすすめの人	短時間で施術したい人
承認	・厚生労働省の薬事承認 ・FDA(アメリカ食品医薬品局）
副作用	・赤み ・感想 ・ほてり　など

メディオスターモノリスはメディオスターNeXT PROの上位モデルで、照射スピードや安全性がより向上した機種です。

項目	メディオスターネクストプロ	メディオスターモノリス
周波数	Max12Hz	Max20Hz
照射時間/1回	6ms-400ms	3ms-400ms
スポットサイズ	3種 (1.4/3.0/9.1㎠）	4種 （1.0/1.5/3.0/9.98㎠)
ハンドピース 同時装着数	1本	2本

1回の照射時間が短いほど、急激に熱を加えて小さい範囲で一気に破壊できるので、破壊力が大きくなります。

照射面積やハンドピースの増加で、よりスピーディな脱毛を目指せるでしょう。

またタッチパネルで肌質・毛質をセッティングしてくれるので、施術者の脱毛技術に左右されにくいです。

スプレンダーX

出典：Lumenis

脱毛機	スプレンダーX
レーザー	・アレキサンドライトレーザー ・ヤグレーザー
照射	熱破壊式
剛毛
産毛
日焼け・色黒
痛み	感じやすい
ジェルの使用	不要
冷却機能	冷却機能あり
おすすめ部位	全身
おすすめの人	痛みを抑えて太い毛を脱毛したい人
承認	・厚生労働省の薬事承認 ・FDA(アメリカ食品医薬品局）
副作用	・赤み ・火傷 ・色素沈着 ・毛嚢炎　など

スプレンダーXは波長が755nmのアレキサンドライトレーザーと、1064nmヤグレーザーを連続照射できる脱毛機です。

深層まで届くヤグレーザーの搭載で、濃い毛や太い毛だけでなく、日焼け肌や色黒肌にも施術可能。

痛みは強いものの、冷風・皮膚冷却機能の2種類を備えたデュアルクーリングシステムで、痛みを抑えられます。

また吸煙装置搭載のハンドピースで、照射時の独特な匂いを軽減できるのも嬉しいポイントです。

クリスタルプロ

出典：GTG Wellness

脱毛機	クリスタルプロ
レーザー	ダイオードレーザー
照射	蓄熱式・熱破壊式
剛毛
産毛
日焼け・色黒
痛み	感じにくい
ジェルの使用	必要
冷却機能	冷却機能あり
おすすめ部位	顔
おすすめの人	痛みを軽減したい人
承認	なし
副作用	・痛み ・赤み　など

クリスタルプロは医療脱毛クリニックである「エミナルクリニック」がオリジナルで開発した機種です。

ダイオードレーザーを蓄熱式と熱破壊式で切り替え照射できるので、毛質や肌質に左右されずバランスよく脱毛できます。

ただしメンズの髭など根深い毛はヤグレーザー、剛毛に対してはアレキサンドライトレーザーに劣る一面があります。

ダイオードレーザーの性能は他2つの中間に位置しますが、蓄熱式の場合は痛みをさらに抑えやすいため、どちらを使用できるか店舗で事前に確認すると良いでしょう。

サンダーMT

出典：Quanta System

脱毛機	サンダーMT
レーザー	・アレキサンドライトレーザー ・ヤグレーザー
照射	熱破壊式
剛毛
産毛
日焼け・色黒
痛み	感じやすい
ジェルの使用	不要
冷却機能	冷却ガス
おすすめ部位	男性の髭など
おすすめの人	効果を実感したい人
承認	・厚生労働省の薬事承認 ・FDA(アメリカ食品医薬品局）
副作用	・火傷 ・毛嚢炎 ・硬毛化　など

サンダーMTはアレキサンドライトレーザー（755nm）とヤグレーザー（1064nm）を切り替えて照射できます。

浅い毛根から深い毛根まで熱破壊式で照射可能なので、剛毛や日焼け肌・色黒肌にも対応可能です。

また過度に照射重複をせず、広い範囲を均一にレーザーを当てられるように、自動的にエネルギーが送られるハンドピースが特徴。

出典：Quanta System

照射面積は55mm×55mmの正方形で、円形の照射口よりも打ち漏れや二重照射を防げる傾向にあります。

肌への負担を少なく、よりスピーディな脱毛をしたい方におすすめです。

クラリティツイン

出典：大城皮フ科クリニック

脱毛機	クラリティツイン
レーザー	アレキサンドライトレーザー ヤグレーザー
照射	熱破壊式
剛毛
産毛
日焼け・色黒
痛み	感じやすい
ジェルの使用	不要
冷却機能	冷却機能あり
おすすめ部位	VIO・脇
おすすめの人	剛毛の人
承認	FDA(アメリカ食品医薬品局）
副作用	・火傷 ・水疱 ・色素沈着 ・色素脱失　など

クラリティツインは、アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーを切り替えられるので、太い濃い毛や根深い毛に効率よく照射できます。

スプレンダーXやサンダーMTと似ていますが、9種類（2〜20mm）のスポットサイズがある点が特徴です。

痛みを強く感じる部位には小さい直径で、痛みを感じにくい広範囲な部位には大きな直径のレーザーを照射するなど、多様に活用できます。

また皮膚温度測定が搭載されているので、照射時の火傷の心配を軽減できるでしょう。

【部位別】医療脱毛機器/機械はどれがいい？おすすめの種類を比較

脱毛したい部位別で、おすすめの医療脱毛機器/機械を紹介します。

紹介した全15種類を分類しているので、実際に脱毛したい部位から選びたい方はぜひ参考にして下さい。

全身におすすめ

全身脱毛には「ソプラノチタニウム」「スプレンダーX」「ラシャトリニティプロ」がおすすめです。

全身におすすめな脱毛機の特徴

全身脱毛を考えるのであれば、部位によって肌質や毛質が違うので、幅広く対応できるものが良いでしょう。

蓄熱式と熱破壊式とを切り替えられる機種、あるいは複数のレーザーを搭載している機械がおすすめです。

顔・背中におすすめ

顔や背中の脱毛には「ソプラノチタニウム」「ソプラノアイスプラチナム」「メディオスターNeXT PRO」がおすすめです。

顔や背中におすすめな脱毛機の特徴

顔や背中は産毛が多いので、産毛から剛毛まで幅広く対応できるダイオードレーザーがおすすめです。

顔は肌への負担が気になる箇所なので、低出力で痛みを抑えやすい蓄熱式だと安心でしょう。

VIOやメンズの髭などにおすすめ

VIOやメンズの髭脱毛には「ジェントルヤグプロ」「スプレンダーX」「ライトシェアデュエット」がおすすめです。

VIOやメンズにおすすめな脱毛機の特徴

濃い・太い・根深いVIOや男性の髭脱毛を考えるときは、高出力のレーザーが良いでしょう。

中でもヤグレーザーがおすすめですが、他のレーザーに比べて痛みが強いので、施術時に麻酔を使用するのがおすすめです

痛みが苦手であれば産毛から剛毛まで幅広く対応できる、熱破壊式のダイオードレーザーも効果が期待できます。

【悩み別】おすすめの医療用脱毛機器/機械の種類を比較

毛質や肌質への悩みから医療脱毛機器/機械を迷っている方向けに、以下の項目別でおすすめを紹介します。

自分の毛質や肌質に合わせると、より脱毛時のトラブルを回避できるので、ぜひ比較してください。

剛毛・毛が濃い人におすすめ

剛毛・毛が濃い人には「ジェントルヤグプロ」「スプレンダーX」「ライトシェアデュエット」がおすすめです。

剛毛・濃い毛には、アレキサンドライトレーザーやヤグレーザーが効果的です。

中でもヤグレーザーは1034nmと、根深い箇所まで照射できるのでおすすめです。

ただしその分痛みを強く感じるので、冷却機能がある脱毛機や剛毛にも対応できるダイオードレーザーの機械が向いているでしょう。

産毛・毛が細い人におすすめ

産毛・毛が細い人には「ソプラノチタニウム」「ソプラノアイスプラチナム」「メディオスターNeXT PRO」がおすすめです。

産毛や細い毛にはダイオードレーザーがおすすめです。

レーザー脱毛はメラニン（黒い色素）に反応して照射するので、産毛や細い毛は効果を得にくい傾向にあります。

しかしダイオードレーザーは産毛に反応しやすく、中でも蓄熱式だとじわじわと熱をためてから照射するので痛みを感じにくいです。

同様に金色の毛にも照射できるので、色素が薄い方も蓄熱式ダイオードレーザーが向いているでしょう。

色黒・日焼け肌におすすめ

色黒・日焼け肌には「ソプラノチタニウム」「スプレンダーX」「ジェントルマックスプロ」がおすすめです。

色黒肌・日焼け肌で脱毛したい方は、機械/機器の種類をしっかり確認しましょう。

元の肌の色が黒いとメラニン（黒い色素）への反応が薄く、脱毛効果が下がる可能性があります。

また日焼け肌はもとから軽い火傷をしている状態なので、さらにレーザーを当てるとトラブルを引き起こしかねません。

そのため、まずは色黒肌・日焼け肌に対応しているか、クリニックで確かめることが大切です。

数種類のレーザーを搭載している機械なら対応しやすいので、上記の機器を参考にして下さい。

高い効果を実感したい人におすすめ

高い効果を実感したい人は「ジェントルマックスプロ」「ジェントルマックスプロプラス」「スプレンダーX」がおすすめです。

脱毛機器のどのシリーズでも、上位モデルは効果を実感しやすいです。

中でも熱破壊式は毛根に直接照射するので、蓄熱式よりも効果を実感するのが早い傾向にあります。

また上位モデルはジェル不要・冷却機能のパワーアップなど、あらゆる機能が向上しているのでおすすめです。

痛みを抑えたい人におすすめ

痛みを抑えたい人は蓄熱式である「ソプラノチタニウム」「ソプラノアイスプラチナム」「メディオスターNeXT PRO」がおすすめです。

蓄熱式は毛の生成を促すバルジ領域に照射するので、熱破壊式に比べて痛みを感じにくいです。

やや時間はかかるものの、低出力の熱をゆっくり伝えます。

さらに冷却機能を搭載している機械なら、照射時に瞬時に肌を冷やしてくれるので、より痛みを軽減できるでしょう。

医療脱毛機器/機械の種類を選ぶポイント

医療脱毛機器/機械の種類を選ぶポイントを以下にまとめました。

中でも注目すべきは「脱毛したい部位」と「自分の肌質・毛質」です。

脱毛機の種類によって対応できる機械や、おすすめできない機器があるので明確にする必要があります。

もし自分の毛質や肌質が分からない方は、クリニックのカウンセリングで相談可能です。

また脱毛機の種類によって痛みが強く出るものと、痛みを軽減できる冷却機能を備えているものがあります。

「脱毛時に痛みを強く感じてしまい続かなかった」とならないように、予めどの程度の痛みか・痛みによる対策があるかを確認しましょう。

医療脱毛クリニックによってはテスト照射ができる店舗があるので、問い合わせてみてください。

医療脱毛の種類/機械に関するよくある質問

ここでは医療脱毛の種類/機械に寄せられる、よくある質問を紹介します。

疑問点を解消し、脱毛機への理解を深めましょう。

永久脱毛とは？二度と生えてこないって本当？

医療脱毛では、照射方法出力が高く発毛組織を破壊するため、永久脱毛できます。

しかし医療脱毛で謳う永久脱毛とは、毛が二度と生えてこなくなることではありません。

永久脱毛とは「新しい毛が生えてくる頻度や割合を大きく下げるための施術」のことを言います。

そもそも、永久脱毛とは「永久に毛が生えてこなくなる脱毛」のことではありません。そう思っている人は多いものの、実際には「毛が新しく生えてくる確率を大きく下げるための施術」を意味しています。正確には、最後に施術してから1カ月後、毛が生えてくる確率が20%以下の施術を永久脱毛と呼んでいます。そして、3回の脱毛施術後、6カ月が経って3分の2（67%）以上の毛が減っていることも定義のひとつです。これらの定義は米国電気脱毛協会や食品医薬品局(FDA)によって設けられました。ただ、普通に過ごしているときに生えてくる毛の量と比べれば、肌がかなりキレイになる方法とはいえるでしょう。

引用：アリシアクリニック

医療脱毛によって長期間毛が生えてこなくなる状態をキープでき、毛が生え始めても以前より毛の量が薄くなる効果があります。

脱毛を繰り返すことで毛のない状態をキープできる期間も延びていくので、ムダ毛を目立たせたくない方におすすめです。

口コミで紹介しておりますアリシアクリニックの口コミや評判を別記事でも紹介しておりますので気になる人はチェックしてみてください！

医療/永久脱毛では副作用が起こる？

医療脱毛は医療行為なので、時として以下のような副作用が起きることがあります。

いずれも、発症してから数日～1週間ほどで消えますが、医療脱毛クリニックでは医師が常在しているので、診察・薬の処方を無料でしてもらえます。

硬毛化は改めて医療レーザーを当てることで症状が緩和されますが、気になる方は相談してみると良いでしょう。

家庭用の脱毛器で医療レーザーを使用しているものはある？

医療レーザー脱毛は強い出力を誇り、医療行為に該当することから、家庭用の脱毛器には搭載されていません。

家庭用脱毛器はあくまで除毛や抑毛を目的としたものであり、医療レーザー脱毛に比べてやや効果が劣ります。

自宅で手軽に安価で脱毛したい方は家庭用、しっかり脱毛効果を実感したい方は医療レーザー脱毛がおすすめです。

医療レーザー脱毛の種類/機械を比較して自分の肌に合うクリニックを見つけよう！

本記事では医療レーザー脱毛に使用される機器の仕組みと、15種類の脱毛機械を比較しました。

まずはレーザーの種類や照射式の違いを理解し、自分の肌質・毛質に合う脱毛機を選ぶと良いでしょう。

気になる医療レーザー脱毛機器を見つけたら、その機械を扱っているクリニックを調べてみましょう。

以下の記事では、医療脱毛におすすめのクリニックを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

また各地域ごとにおすすめの医療脱毛クリニックも紹介しておりますので、お近くの医療脱毛クリニックを探したい方はチェックしてみてください。

名古屋の医療脱毛おすすめクリニック
大阪の医療脱毛おすすめクリニック
神戸の医療脱毛おすすめクリニック